しばらく前に東海地方も梅雨入りしました。それでも浜松は晴天になることが多く、真夏並みの暑さになる日が続きます。 こう暑いと食べたくなるのがかき氷ですよね! イチゴ、レモン、メロン、宇治金時…。 宇治金時…。そういえば名前の中に金色が入っている!なんでだろう? 唐突ですが、ぼくはモノや言葉の由来を考えるのが好きです!その時代を生きた人の考えたことが垣間見えるからです。ロマンを感じます。 またそんな自分に酔うことができる点もポイントが高いです。 なので今回は最近考えている言葉と色について書きたいと思います。 宇治金時。宇治は京都の宇治茶のからきているとして、金時はおそらく小豆のことでしょう。 でもなんで小豆のことを金時豆と呼ぶんだろう? しばらく考えたけど、はっきりいってわかんねぇ! こうなりゃGoogle先生に訊くしかないっ! ーホワンホワン すずき(以下、す)「Google先生!なんで小豆のことを金時豆っていうんですか?教えてください!」 Google先生(以下、グ)「金時豆の金時は坂田金時という人物名から由来しています。」 す「坂田金時って、童話の金太郎のモデルになったとされる人ですよね?」 グ「そうです。坂田金時は平安時代の豪傑で、幼名があの有名な「金太郎」。力自慢の坂田金時は赤茶色の肌で、力を入れると肌が一層真っ赤に染まったといわれます。その言い伝えから、濃い赤色のものを「金時」と呼んだのです。 ちなみに、坂田金時の息子、坂田金平(さかたきんぴら)の名前は、「きんぴらごぼう」の語源となっています。ゴボウは精の付く食べ物だと考えられており、やはり豪傑であった坂田金平にあやかって名付けられました。」 す「す、すごい。まさかぼくの好物、きんぴらごぼうの由来も教えてくれるなんて…。ありがとうございます! 金色つながりでもう一つ質問いいですか?イラレとかで使われる金赤ってなんで金赤っていうんですかね?」 グ「それはですね。もともとの金赤の色名は…、」 す「あ!やっぱりちょっと待ってください!一度自分で考えます。(安易に検索に走らない自分カッコイイ!)」 ー30分後 す「ぼくなりの仮説を立てますね。 金赤はマゼンタ100%、イエロー100%を掛け合わせて表現されます。 マゼンタは赤系、イエローは黄系です。 これから推測されることは、金赤は本来、「黄赤(キアカ)」と呼ばれていたのでしょう。 しかし、黄赤と呼ばれたこの色は、その発色の良さや「金」という言葉のステイタス、キからキンへの音便化など様々な要因が、次第に黄赤を金赤へと変化させていったのです。 これは核心をついているでしょう!!!」 グ「全くもって違います。 もともとの金赤の色名は江戸時代より七宝焼きや江戸切子などのガラス工芸で赤の発色に金粉を使用したため、金赤と呼ばれています。大体黄赤なら、もうちょっとオレンジ色っぽいはずですよね?」 す「…。」ハズカシイ//// ーホワンホワン 話は変わりますが、本日のAM5:00からサッカーワールドカップブラジル大会が始まります!開幕戦はブラジル対クロアチア戦です。楽しみです。 ブラジルのみなさーん、聞こえますかー ただいま静岡ハンバーグ界の雄、さわやかでは創業価格フェアが開催中でーす!クラスのみんなで食べにいけたらいいなと思っていまーす! おわり
by technomegane
| 2014-06-13 04:00
| 言葉と色
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